富士そばのテーブルの紙。まじでもったいないよなって話。

こんにちは。
羽田です。

先日、港区の富士そばに行ってきたのですが、
口の汚れやテーブルの汚れを拭く紙がテーブルに置いてあったんです。

珍しいと思ったのが、

そこに、ゴルフ練習場のQRコードがあったんですよね。

いわゆる
シミュレーションゴルフ的なやつですね。

試しにQRを読み込んでみたら、
そのシミュレーションゴルフのHPに飛びました。

なので、
おそらく富士そばが広告費として
お金をもらう代わりに宣伝をさせてあげているわけです。

ただ、
これビジネス的に超しょっぱいなって思います。

結局、商売で一番大事なことってLTVをいかに高めていくか。
ってことなんです。

LTV=障害顧客価値(Life Time Value)

つまり、
一人のお客様が自社の商品サービスにどれだけお金を使ってくれて、
いかにそれを高めるか。

ここがどんな商売でも
キーポイントといわれています。

飲食店風に言うと、
常連様が大事というやつです。

富士そばはシミュレーションゴルフのQRコードなんて絶対載せちゃダメなんですよ。

商売は、いかに他の池から自分の池に人を引っ張ってくるか。
そういうゲームです。

だから、
私が富士そばのコンサルをやるのであれば、
テーブルの紙に富士そばの公式LINEのQRコードを張り付けます。

そこで、
期間限定のイベントや商品を告知しまくる。

勿論、雑な告知や期間限定イベントじゃうざいだけなんで、
どうやったら、常連様を楽しませることができるかなと考えて、
告知を流しまくります。

その方がお客様もうれしいし、楽しいと思うんですよね。

よくわからない興味もないゴルフ練習場の案内ではなくて、
富士そばらしさ全開のキャンペーンが流れまくるLINE。

これがあった方がもっと富士そば好きになりますよ。

私自身富士そばは別にそんな好きじゃないですが、
魅力的なイベントやキャンペーンをやってたら、行きたくなりますね。

例えば、
うどんを打つなんて経験やったことがないので、
「富士そばの職人がうどんを教える料理教室」
とかあったら楽しそうですし、
富士そばがそれをやったらマジで行きます。

ま、自家製ではないと思うので、
実現可能性は低いかもしれませんが、

要は、お客様を楽しませる意識を持って、
自分の池を活発化させた方が儲かるよねってことが言いたいわけです。

私自身、
少々料理をかじってますが、
視点はマーケティング的な視点で飲食店を研究することが多いです。

なので、
味よりこういうマーケティング的な部分が目に付くわけです。

実際に店舗運営に携わっていても、
マーケティングが上手な店舗が勝つなというのは確信を持てます。

今や味の部分で差別化ってかなり難しいです。

料理は研究されまくっていますし、
クックパッドやYoutubeを見れば、
素人だって美味い料理を作れる時代です。

だから、大事なことは、
「美味い」のは前提としてあって、
そこに加えて
・「楽しい」
・「飽きない」
・「この大将が好き」
みたいな要素を付け加えていくことです。

それをネットと組み合わせてできると
爆発が起きます。

私自身もマーケティングに関しては、
500時間以上勉強しておりますが、
まだまだ勉強させていただけることはたくさんあります。

この後も
飲食とは別業界ですが、
本でも読んで知識を吸収していくつもりです。

以上。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です